2019年9月23日のNHK「逆転人生」にバリスタ世界チャンピオンの井崎英典さんが出演されます。
(9月27日(金)午後11時50分~午前0時40分と9月30日(月)午後3時08分~午後4時の2回、再放送予定)
井崎英典さんは、2012年に史上最年少にてジャパンバリスタチャンピオンシップにて優勝し、2連覇を成し遂げた後、2014年のワールドバリスタチャンピオンシップにてアジア人初の世界チャンピオンとなりました。
22歳の若さでバリスタ日本一に、24歳でバリスタ世界チャンピオンに輝いた凄い人です。
井崎さんがバリスタの道に進むきっかけとなったのは、コーヒー店(ハニー珈琲)を営む父井崎 克英さんの「うちで働くか?」という一言でした。
バリスタ世界チャンピオンのきっかけとなった、井崎英典さんの父親「井崎 克英」さんとはどんな人なのでしょう?
気になって調べてみました。
(バリスタ井崎英典の父)井崎克英のプロフィール
- 名前 :井崎 克英
- 生年 :昭和28年生まれ
- 出身地:鹿児島
- 現住所:福岡
- 職歴 :24歳の時に友人と学習塾を立ち上げ、18年間経営
1996年に、行きつけのコーヒー店の店主よりコーヒー店を譲りたいと相談を持ち掛けられ、ハニー珈琲を引き継ぐ。現在は井崎珈琲有限会社の代表取締役を務める。
(バリスタ井崎英典の父)井崎克英のコーヒーへの熱意
ハニー珈琲を引き継いだ当初は独学で始めた井崎さんですが、なかなか美味しいコーヒーができません。
調べているうちに「スペシャルティコーヒー」に出会い、コーヒーに目覚め、そして段々のめり込むようになったそうです。
スペシャルティコーヒーとは、ものすごーく簡単に言うと「純粋に味だけで評価されたコーヒー」のことなんですね。
難しいことはいっさいありません。ホントそれだけの話なんです。
おいしいお米で炊いたご飯がおいしいのと一緒で、おいしいコーヒーを飲むには何よりもまず原料である生豆が重要なんですね。
風味の特性、酸味の質、口に含んだときの透明度、その質感など、合計点で80点以上の評価を得た豆がスペシャルティコーヒーと呼ばれていますが、当店では我々自身が、現地でカッピングをし、「さらに高い評価をつけた豆」を直接買い付け、輸入・販売しております。
日本スペシャルティコーヒー協会
http://www.scaj.org/引用:ハニー珈琲公式サイト
店主の「ハニーおやじ」こと、井崎克英は「コーヒーのヘンタイ」です。
おいしいコーヒー豆があると聞けば、地球の裏側の小さな農場までホイホイ出かけていきます。
もちろん飛行機は毎回エコノミーです。
そしてそういう農場とのお付き合いの中から、抜群の「スペシャルティコーヒーの豆」を仕入れています。
引用:ハニー珈琲公式サイト
「地球の裏側の小さな農場までホイホイ出かけていきます」って「ちょっとそこまで買い物に」って錯覚しそうなコメントで笑っちゃいます。
熱意だけでなく、ユーモアもありそうなので現地の方とのコミュニケーションもバッチリではないでしょうか?
そして、「日本バリスタチャンピオンシップ」や「カップ・オブ・エクセレンス」(国際的な品評会)の審査員を務めることになります。
カップ・オブ・エクセレンス(COE)とは「その国最高のコーヒー豆を決めるコンテスト」のことです。
現在、ブラジルを始めとする9か国で開催されていて「今、最も信頼性の高い品評会」として知られています。
その審査は世界中から集まった「国際審査員」のカッピングによってガチンコで行われていますが、実はハニーおやじもその国際審査員の一人としてカッピングしに行ったりしてます。
COE入賞ロットはオークションにかけられますが、世界中のバイヤーによって毎回激しい争奪戦になっています。
当店もこのオークションに参加して、上位ロットの落札に励んでいるところです。
カップ・オブ・エクセレンス
引用:ハニー珈琲公式サイト
本当に美味しいコーヒー豆を厳選されているようですね。
現在福岡市内に10店舗展開していますが、ハニー珈琲のファンになった常連さんたちが「テナントに入って欲しい」と言って展開していったそうですよ。
[ad4](バリスタ井崎英典の父)井崎克英の人柄
息子さんの井崎英典さんがInstagramに写真を投稿しています。
やはりユーモアのある方のようです(^^)
「本質を見る、すなわち通念上の”正しさ”に疑問を投げかけて考えて行動する、という点にかけては尊敬に値する、かもしれない(笑)」息子さんからこう言われると嬉しいですよね。
ダジャレが好きな方のようです(^^)
でも、さすが父親!息子さんのテレビ出演もしっかりアピールされてるんですよ。
9月23日(月)夜10:00からの「逆転人生」(NHK) に、愚息英典が取り上げられることになりました。
https://www4.nhk.or.jp/gyakuten-j/バドミントンの特待で行った高校を中退し、目標を見失っていた英典でしたが、博多に戻って家業のハニー珈琲を手伝い(ほぼ毎日掃除ばかりでしたが)、そこでバリスタという存在を知り、そこからWorld Barista Champion に向かって努力していく過程をしっかり取り上げて頂きました。
コーヒー業界で私の尊敬する師が英典に「スペシャルティコーヒ-で生きていきたいのなら、まともな大学で勉強しておかないと、世界が相手にしてくれないぞ」と云う、脅しとも取れる言葉を受け、見かけはヤンキーで偏差値が40にも満たなかったところから、信じられない努力の末に法政大学に合格。
私が「大学は勉強するために行くところ、勉強することがなくなったら別に卒業なんかしなくて結構」と日頃から言っていたが、何故か勉強がよほど面白かったらしく、他の大学のセミナーまで受けに行ったりして、キチンと卒業しました。しかも生涯の伴侶まで見つけて。そんな英典のことをしっかり理解し、取材して頂きました。
NHKの番組担当ディレクター、カメラチームの方々、本当にありがとうございました。
楽しみに拝見させて頂きます。皆さんも、宜しければどうぞご覧ください。
(2019.8.29[Thu])
引用:ハニー珈琲公式サイト
とても息子を想う親心が伝わってきます。
ユニークで優しく、そして熱意をもって仕事に取り組む姿を見せてこられたのだから、それがしっかりと息子井崎英典さんに受け継がれていきそうです。
公式サイトでも紹介されていますが、「ハニーおやじ」の愛称で呼ばれているようです。
普通は、なかなか「ハニーおやじ」とは呼べないと思いますが、でもそういう愛称がつくということは、気さくで人当たりも良く愛されるキャラなのかな、と思います。(^^)
[ad5](バリスタ井崎英典の父)井崎克英のまとめ
学習塾の経営をしているときに行きつけのコーヒー店の店主よりお店を譲り受けることになりました。
ここからコーヒーへの道を歩むことになります。
お店を譲り受けたときには、まさかこんな未来が待っているとは夢にも思わなかったでしょう。
2019年9月23日には新しい店舗もオープンし、これからもまだまだハニー珈琲を発展させていくのでしょう。
福岡に行った時には是非一度行ってみたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。