2021年6月21日(月)のNHK「逆転人生」に天台宗僧侶の高橋美清(びせい)さんが出演されます。
髙橋美清さんは、以前は「高橋しげみ」の名前でフリーアナウンサーをしていました。
モデルの経験や北原朱夏(きたはらしゅか)の芸名で、「波に抱かれて」で歌手デビューしたこともあります。
そんな華やかな世界にいた美清さんが僧侶になられたのはなぜなのでしょう?
また、美清さんのお寺(心月院)はどこにあって、現在は何をしているのか、そして気になる年齢も調べてみました。
目次
髙橋美清(びせい)元アナウンサーの心月院はどこ?
群馬県伊勢崎市にあります。
ホームページにはここまでの情報しかなく、調べてみたしたが、伊勢崎市の寺院は数多くて該当するものが見つかりませんでした。
あえて住所は公表していないのだと思います。
現在分かっていることは、「群馬県伊勢崎市にある」、ということだけになります。
ご自宅を改装して作られた「駆け込み寺」だそうです。
だから、私達がよく目にする寺院とは違うのでしょう。
自宅ならば住所は公表しないでしょうね。
髙橋美清(びせい)はなぜ天台宗僧侶になった?
木村花さんの死に心を痛めたのは、同じく誹謗中傷の被害者だった天台宗の僧侶・髙橋美清さんです。アナウンサーの仕事をすべて失い、一時は死まで考えました。https://t.co/wRWVoMp2OD
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) January 2, 2021
ネットによる誹謗中傷で被害を受けたためです。
苦しみを乗り越えるために比叡山で修行をし、僧侶になられました。
フリーアナウンサー高橋しげみに何が起きた?
髙橋美清さんは、フリーアナウンサー時代にストーカー被害に合いました。
そのストーカーである犯人は仕事関係者ということで知らない相手ではなかったんです。
男性はストーカー規制法違反容疑で逮捕されましたが、脅迫罪で罰金刑を受けた後に死亡しました。
そのため美清さんは冤罪で死に追いやったと状況が一転しました。
ストーカー被害者から加害者へ。
そこから、匿名の人たちからの誹謗中傷の攻撃をネットで受けることになったのです。
仕事も失うことになります。
信じていた人達も離れていきます。
想像を絶する苦しみを味わっていたと思います。
自ら命を絶つことも考えたようですが、
「このまま死んだら、ネットの書き込み通りに、ありもしない罪を死んで認めたことにされる。1人でも捕まえないと。そのために動かなければ、私の心が本当に壊れる」
引用:弁護士ドットコムNEWS
そうして誹謗中傷の書き込みをした人達を特定することにしたのです。
[ad5]髙橋美清(びせい)は現在何をしてる?
2020年12月に、誹謗中傷の被害者を癒やす「駆け込み寺」を作られました。
正式名称は「天台宗 照諦山 心月院 尋清寺(じんせいじ)」です。
ネットの誹謗中傷で自殺未遂まで追い込まれた元フリーアナウンサーの僧侶・髙橋美清さんは、2020年12月、中傷被害者を救うためのお寺を建立しました。https://t.co/4EAVRNpqUN pic.twitter.com/Zst70V81IS
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) January 4, 2021
群馬県大泉町のSNS被害者支援事業メンバーでもあり、高橋さん自身の体験を子どもたちに伝える活動もされています。
SNSは大変便利なツールですが、使い方を誤ると凶器にもなります。
加害者を作らないためにも、子どもたちにネットの怖さを伝えたいとの思いからの行動でしょう。
高橋さんの思いが多くの人達に伝わればいいなと思います。
髙橋美清さんは本も書かれています。
髙橋美清(びせい)の年齢は?
2021年6月現在、56歳です。
髙橋美清さんが作られた「駆け込み寺」が出来たのが2020年の年末です。
本尊の薬師瑠璃光如来への「開眼(かいげん=魂を入れること)」を済ませたのが、「55歳最後の日の12月20日」だと弁護士ドットコムニュースに記載されていました。
ですから、翌日の2020年12月21日が56歳の誕生日だと思います。
55歳最後の日の12月20日に、本尊の薬師瑠璃光如来への「開眼(かいげん=魂を入れること)」を済ませたばかり。そのまなざしのもと、髙橋さんの話を聞いた。
引用:弁護士ドットコムニュース
髙橋美清(びせい)についてのまとめ
元フリーアナウンサーの高橋しげみさんは、出家して天台宗僧侶の髙橋美清さんとなられました。
高橋さんはネットによる誹謗中傷の攻撃にさらされ、地獄の日々を過ごしてこられました。
自分と同じように苦しんでいる人を救いたいとの思いから、群馬県伊勢崎市のご自宅を改装し、駆け込み寺を作られました。
被害者の癒やしとなりながら、加害者を作らない活動もされています。
高橋さんの活動はもっと広がっていくと思います。
一人でも多くの人が救われることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。