「舞いあがれ!」って実話なの?モデルはいるの?
…このような疑問を持つ方もおおくいることと思います。
2022年10月3日(月)放送開始となる朝ドラ「舞いあがれ!」はヒロインがパイロットを目指し奮闘する物語です。
まだ数少ない女性パイロットをテーマにしているとあって、実話かどうか気になるところですよね。
そこで今回、「舞いあがれ!」は実話でモデルは存在するのか、に加え、時代背景についても調査してみました。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
朝ドラ「舞い上がれ」は実話?モデルは存在する?
結論から言いますと「舞いあがれ!」は実話ではなくオリジナルの作品です。
モデルの存在についても明言はされていません。
そのため、さまざまな憶測が飛びかっています。
朝ドラ「舞い上がれ」のモデルは存在する?
「舞いあがれ!」は実在の人物をもとに作られたドラマとは違い特定のモデルはいません。
ですが、参考にしたと思われる人物や団体はあります。
「女性パイロット」「航空学校」「町工場」
これらのキーワードからモデルの存在、ヒロインについてまとめてみましたので、それぞれご紹介します。
モデルは存在する?
現在ヒロインのモデルではないか、と言われているのが兵頭精(ひょうどう ただし)さんです。
1922年3月14日(昭和7)
愛媛県出身の兵頭精[ひょうどうただし]が飛行操縦士試験に合格。日本初の女性飛行士 pic.twitter.com/zMi5wYQbCK— 大森博子 Hiroko Ohmori🐟🌧 (@11111hiromorinn) March 13, 2021
兵頭精さんは日本で初めて航空操縦免許を取得した女性で、そのため名前があがっているのだと思われます。
兵頭さんについては1976年の朝ドラ「雲のじゅうたん」が放送されたときにも噂になったうちの一人でした。
「雲のじゅうたん」も女性パイロットをテーマにした作品です。
当時、脚本家は「特定のモデルはいない」と言っていましたが、近年、NHKが「この作品のモデルは日本初の女性飛行士のほか複数人いた」と発表しています。
ほかにも日本初の女性機長、藤明里(ふじ あり)さんなどの名前もあがっていますが、今作も特定の人物ではなく、複数人がモデルとなっている可能性もありますね。
次にヒロインが所属する「浪速大学 人力飛行機サークル・なにわバードマン」。
堺・風車の会は、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の撮影協力を行いました!
詳細はクラブホームページをご覧ください。
#舞いあがれ #朝ドラ @asadora_bk_nhk https://t.co/WLH99wERkh
— 大阪公立大学 堺・風車の会 (@Wind_Mill_Club) September 21, 2022
こちらは実際に撮影協力した大阪公立大学の「堺・風車の会」がモデルであると思われます。
「堺・風車の会」はこれまでに鳥人間コンテストで優勝6回の強豪チームです。
この先も撮影協力や、もしかしたらエキストラ出演などもあるかもしれませんね。
Many of Higashiosaka’s small and medium-sized enterprises collaborated to create the successfully-launched #Maido1 satellite!
町工場が集まる #東大阪。人工衛星「まいど1号」も東大阪の中小企業が中心に制作、宇宙への打ち上げに成功しました!#G20OsakaSummit pic.twitter.com/xf0959trGE— G20 Indonesia (@g20org) May 23, 2019
ヒロインの実家である町工場にもモデルがあるのではないかと言われています。
それが東大阪にある「株式会社アオキ」です。
人工衛星「まいど1号」の打ち上げにも携わっていて、航空機の部品も作っていることからなんらかの形でドラマに登場するかもしれませんね。
ヒロインは誰?
ばらもん凧に魅入られたのをきっかけにパイロットを目指すヒロイン・岩倉舞。
もともと引っ込み思案だった舞が人との絆を深め、挫折を繰り返しながらも明るく夢に向かっていく姿にきっと元気をもらえることでしょう。
そんな舞を演じるのは福原遥さんです。
<舞いあがれ!>福原遥、目黒蓮、濱正悟らが北海道・帯広でロケを実施「日々帯広の景色に癒やされながら」
#舞いあがれ! #福原遥 https://t.co/YBE9egkOoV
— ザテレビジョン (@thetvjp) September 14, 2022
制服姿も凛々しく、舞役にピッタリですね。
1998年8月28日生まれ(26歳)で埼玉県出身の福原遥さんは、小学1年の時から子役として活動を始めました。
2009年から2013年まで放送された子供向け料理番組「クッキングアイドル アイ!マイ!まいん!」で注目を集め一躍人気者に。
近年ではテレビ東京の「ゆるキャン△」や、読売テレビの「アンラッキーガール!」などで主演をつとめています。
井上真央さん主演の朝ドラ「おひさま」を見てから朝ドラへの思いが強くなり、チャレンジすること4回、ついにオーディションで2545人の中から選ばれ念願の朝ドラヒロインの座を手にしました。
なお、舞の幼少期を演じるのは浅田芭路(あさだ はろ)さんです。
NHK朝ドラ『舞いあがれ!』
脚本/桑原亮子
ヒロインは福原遥さん。
幼少期の子役は浅⽥芭路さん。
2022年10月3日(月)放送開始😊 pic.twitter.com/YD1IBaalP7— 夜の鳥 (@EndMetal) September 23, 2022
2013年生まれで2022年9月現在9歳の浅田芭路さんは、これまでに大河ドラマ「麒麟がくる」や朝ドラ「ちむどんどん」「なつぞら」にも出演している人気子役です。
朝ドラ「舞い上がれ」の時代背景(設定)は?
第107作 #連続テレビ小説【舞いあがれ!】で描く時代は1990年代から今。ヒロインがものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマです。https://t.co/2i2G8jpWtv
— NHKドラマ (@nhk_dramas) August 27, 2021
「舞いあがれ!」の時代設定は1990年代から今、となっています。
朝ドラで平成以降の話が描かれるのは、2012年後期の「純と愛」以来10年ぶりです。
朝ドラ「舞い上がれ」の原作はある?
「舞いあがれ!」に原作はありません。
完全オリジナル作品です。
朝ドラ「舞い上がれ」の脚本家は誰?
「舞いあがれ!」の脚本は桑原亮子さんを中心に、嶋田うれ葉さん、佃良太さんの3人体制で作られています。
複数人体制での担当は、2020年前期の「エール」以来です。
3名の簡単なプロフィールをご紹介します。
桑原亮子(くわはら りょうこ)
聴覚障害を持つ桑原亮子さんは、中学2年の時に阪神淡路大震災を経験しています。
そのときの体験をもとに書かれた『心の傷を癒すということ』で、2020年にNHKで初めて連続ドラマの脚本を担当しました。
「必要に迫られて空を見上げているうちにだんだん元気になってくる、パイロットは良い仕事だ」というあるパイロットの言葉が今作の執筆のきっかけになったそうです。
嶋田うれ葉(しまだ うれは)
東京出身の嶋田うれ葉さんは中学・高校時代を石川県加賀市で過ごしています。
早稲田大学卒業後は出版社に勤めていましたが、31歳のとき意を決して脚本家への道を進み始めました。
加賀で過ごした頃の思い出が今も脚本を書く原動力となっているそうです。
なお、嶋田うれ葉さんは「エール」のときにも共同で脚本を担当しています。
佃良太(つくだ りょうた)
専門学校在学中から頭角をあらわした佃良太さんは、2014年にTOKYO MXの連続ドラマで脚本家としてデビューしました。
2019年に創作テレビドラマ大賞を受賞した『星とレモンの部屋』は、のちにNHKで夏帆さん主演で放送されています。
朝ドラ「舞い上がれ」は実話?モデルは存在する?まとめ
今回は朝ドラ「舞いあがれ!」は実話なのか、モデルは存在するのかについてまとめてみました。
参考になれば嬉しく思います。
「舞いあがれ!」は実話ではなくオリジナルの作品でモデルの存在についても公開はされていません。
ですが、ところどころでモデルになった人や団体の存在はありそうです。
2022年10月3日(月)放送スタートまであと少し、ますます期待が高まりますよね。